このたび、十勝加藤牧場様の紹介資料(A4サイズ・日本語/英語)を制作いたしました。
きっかけは、今年行われたマディソン市からの訪問団の受け入れです。
国際交流の一環として、訪問団の皆様が加藤牧場様を見学されることとなり、その際にお渡しする資料として制作をご依頼いただきました。
※本案件は加藤牧場様から直接委託いただいたものではなく、マディソン市訪問団受け入れ対応の一環として対応させていただいた制作物となります。なお、加藤牧場様より掲載許可はいただいております。
●制作内容
今回作成したのは、加藤牧場様の取組や製品を伝えるためのA4サイズ 1ページの事業紹介資料です。
資料内容は加藤牧場様のホームページに記載された情報をベースに弊社で作成し、同一レイアウトで日本語版・英語版をそれぞれご用意しております。
デザインは、ナチュラルで温かみのある写真を活かしたシンプルな構成とし、地域の自然、牛の表情、製品づくりに携わる人々の姿が自然と目に入るよう工夫しました。
牧場の歴史や取り組みについて、日本語の意図を崩さぬようニュアンスを保ちながら自然な英語に整え、加藤牧場様の最終確認をいただいたのち、完成となりました。

●交流の現場から伝わってきたこと
実際の訪問当日は、訪問団の皆さまに牧場や牛舎、搾乳場などを丁寧にご案内いただきました。
放牧地の広がりや施設の整備状況、牛たちの穏やかな様子が印象的で、随所に長年の工夫や思いが感じられる見学となりました。
見学後には、加藤牧場で製造されている牛乳やヨーグルト、アイスクリームなどを試食させていただき、これがまた大好評!
酪農が盛んな地域から来られた方々も「これはおいしい!」と口を揃え、特に牛乳のコクと旨みは驚くほど深く、すっきりとした後味が印象的だったようです。
帰りのバスの中でも、「あれは本当においしかったね」と感想が飛び交っていました。
同行した弊社スタッフが個人的に感動したのは、アイスクリームに“こんにゃく粉”が使われていたこと。
アイスクリームにこんにゃく粉は、一見珍しい組み合わせのように思えますが、実はなめらかな舌触りと後味の軽やかさを両立させる工夫として取り入れられたそうで、「子どもにも安心して食べさせられる素材を」との思いから選ばれたことを知り、とても感銘を受けました。
製品に対する『こだわり』が単なる技術や味ではなく、『思い』に裏打ちされているのだということが、強く伝わってた瞬間でした。
●地域と世界をつなぐ仕事として
お忙しい中、海外からの訪問団の受け入れにご協力くださった加藤牧場の皆様には、心より感謝申し上げます。
本資料を通じて、十勝の酪農や食文化の魅力が海外の皆さんにも伝わる一助となっていれば嬉しく思います。
私たちは、情報を正確に、丁寧に、そして相手に届くかたちで伝えることを大切にしています。
今後も、地域の魅力や取り組みがきちんと伝わるよう、言葉と想いを伝えるプロフェッショナルな仕事を続けてまいります。


